沖縄の自然を楽しもう

           3番目に遅い梅雨入り

 沖縄気象台は二十二日午前、沖縄・奄美地方が梅雨入りしたとみられると発表した。、観測史上三番目に遅いそうです。

 向こう一週間は、前線の影響で曇りや雨の日が多い。梅雨の間の雨量は平年並みの見込み。梅雨明けは平年並みの六月二十三日ごろの見通しだそうです。

 二十二日午前、南風原町で農作業中の女性は「雨が降らないから実も小さい。早く降ってほしい」と恵みの雨を待っていた

             梅雨にまつわる言葉

 旧暦では五月にあたることから、五月雨(さみだれ)ともいう。「五月雨式」とは、梅雨時の雨のように、物事が長くだらだらと続くことである。

五月雨の降る頃の夜の闇のことを五月闇(さつきやみ)という。

 梅雨の晴れ間のことを五月晴れ(さつきばれ)というが、この言葉は最近では「ごがつばれ」とも読んで新暦5月初旬のよく晴れた天候を指すことの方が多い。

 お天気の専門家である気象庁では、五月の晴れのことを「さつき晴れ」と呼び、梅雨時の晴れ間のことを「梅雨の合間の晴れ」と呼ぶように取り決めている。

梅雨は湿度が高く、カビの発生が最も多い時期であり、食中毒の件数も増加しますので注意して下さいね。


沖縄の自然を楽しもう

デイゴの花

            若夏

だんだん日差しが強く、痛くなってきました。曇っていても油断しているとあっという間に焼けてしまいます。

 沖縄では、今頃の季節を「若夏」(わかなつ)といいます。(「うりずん」は少し前、3〜4月頃です。)

 デイゴの花の季節でもありますね。公園の木や街路樹に鮮やかな赤い花をたくさん見かけます。

 少し年配の方の中には
「昔はデイゴといえばお墓に植えてある花、というイメージさー」
とおっしゃる方もいますが、今はどこにでも、よく見かけられます。

 また、歌にも「デイゴの花が咲き 風を呼び嵐がきた」とあるように、デイゴの花がたくさん咲くと台風の当たり年、とも言われています。今年は昨年に比べると少なめ、のような気がしますがどうでしょう・・・。

                             ネイチャーオキナワより